それが、『若者支援』。
過疎、限界集落・・・
この解消には、シンプルに言えば後に続く世代(若者)がいなければいけない。
『若者支援』が最も重要な地域が生き残っていくための カギ だと思っています。
そんな策を最終的に見い出せたらいいなぁと思っています。
今回は、現状認識というか、あるある話を。
戦後、若者は都市部へ流出しつづけ、日本の多くの地域が「過疎化」していきました。
そして最近いよいよ「限界集落」という言葉が当たり前のように出てくる時代となりました。
一方で長男は、「家を守らなければいけない」という文化だけは未だに残っているのです。
もちろん、全部が全部そうではありませんが、とにかくそんな長男の皆様、ご愁傷さまです・・・かくいう自分もですが。。。汗
さて、さらに未だ家父長制の続く地域社会(ムラ)。島内で先輩(主に男性)からよく耳にするのが・・・
「(俺は、)昔はこうだった」
- 家父長制・長男の方々のご苦労が、それはもう沢山御有りだったんでしょうね。
- 今のように便利でなかったでしょうから、それはもう大変だったんでしょうね。
- 大変勉強になりました。ご指導ありがとうございました。
なんですが・・・
- その「昔」とは、戦後の、ベビーブーマー世代あたりの若者時代。
- 歴史上、地域に最も若者がいた時代。
日本人が「三丁目の夕日」を「古き良き日本」の象徴としたり、「あの頃は良かった」と、世代を問わず、老若男女が思うのは、まさに。な時代なのです。
現代に置き換えて受け止めれば。
- 昔は5人~10人いたけど、今は僕1人ですけど・・・。
- 高度経済成長と言うイケイケどんどんな時代。
- 夢や希望があった時代。
なんてことになり、「いいなぁ~」とないものねだりになってしまうのです。大体。
そんなこと、「今も昔も変わらない」。
いいえ、ちょっと違うんです。
人がいない。若い女性がいない。出会いがない。遊び場、娯楽がない。働く場が無い。
ないないづくしで、一方で昔話をする人が多い(それを伺う相手が相対的に多くなる)。
慣習やルールや世間の常識だけはあまり変わらず残っているけれど・・・
時代や都市との違いはどんどん大きくなっています。随分と社会情勢・経済情勢が「変わってます」ね。
そんな中で、実際あったことですが
ある若者が、一生懸命地域のためにと頑張っておりました。
1人であれもこれもやっておりました(半ばやらされておりました)。
が・・・やることなすこと、寄ってたかって、口は出すけど・・・
なことが繰り返されておりました(どうやら今でも続いているそうです。)
これでは、その若者もさすがに嫌になったり、潰れたりしますよね?
それはなんともご愁傷さまです。。。
そんな所、早く出て行ったらいいじゃん!
ですよねぇ~、ホントに・・・
でも「先祖代々の土地を・・・」
とちょっぴりなるわけです。
しかもその若者は冒頭に触れた過疎、限界集落を何とかしたい!と思っていたりするわけですから。
これがよくある 現状 です。
長々と書きましたが、閉じた世界であるが故にその度を増していく地域のあるある話。
でも、この 現状 では、いつまで経っても駄目ですよね?応援するどころか「潰す」習慣、環境では・・・
どうやったら若者は地域に残ってくれますか?帰ってきてくれますか?やってきてくれますか?お嫁に来てくれますか?定住してくれますか?
過疎、限界集落の対して何をすべきか?
この辺から「若者支援」策が出てくる訳です。
つづく。
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