ページ

2011/08/26

「海府やぼらバーガー」と「飛べ!ダコタ」の出会い

こんなことってあるんだなぁと驚くべき事件がありました。

夕方、仕事をしていると・・・
映画「飛べ!ダコタ」記者会見のテレビ、新聞記事を読んで、自分もまさにその当時、その場にいたこと、地元の話が映画化されることが「本当に嬉しい!」というお電話をいただきました。

嬉しさが電話越しに伝わってきて、こちらもとっても嬉しい気持ちになって色々お話していました。
ところであなたは・・・?と聞かれたので、どこそこ出身の誰誰ですと話した途端・・・

えっ!こないだ新潟で会った、あの子?
え~、あの時のおかあさん!?

という話で大盛り上がり。。。

昨年2月、たかち芸能祭のもんて(仲間)と、新潟へ「海府やぼらバーガー」というもんてで開発したフィッシュバーガーをワンデーシェフの店に出店したことがあり、その際に、来店いただいた高千出身の方だったんです。

(その時嬉しくて芸能祭のブログにも書いたのですが、まさにその方から! 記事はコチラ

その後も色々当時のことを伺っていくと、そのおかあさんはこの映画に深く関わるすごい方だと分かっていき、二重、三重の驚き。。。

とても貴重で、ありがたいご縁です。
これから映画づくりでも何度かお会いすることになりそうです。。。



ちなみに「海府やぼらバーガー」は、たかち、佐渡で「ご当地グルメ」として
認知されてきたかなぁ???と感じているのですが、以下のような経緯で
現在に至っています。

・2010年9月 佐渡国うまいもん合戦に出場 見事グランプリ受賞[佐渡国うまいもん合戦]
・2011年2月 Made in 越後さん ワンデーシェフの店「田から屋」に出店[やぼら丼のひみつ]

・2011年3月 佐渡ご当時バーガーの収録 @相川やまきさん [ヒメちゃんのちゃらくらげぇ日記]

・2011年8月 夏の祭典たかち芸能祭にて1時間で完売
(今後、島内のイベントなどで出品予定)

そんなことで比嘉さんや窪田さんにも食べてみてもらいたいと思ってしまったのでした。

映画「飛べ!ダコタ」記者会見@佐渡島

比嘉愛未さんが初主演となる映画「飛べ!ダコタ」の記者会見が8/25、アミューズメント佐渡で行われました。

まずは安堵と、いよいよだなぁというワクワク感。

公式facebookページを立ち上げましたので、是非、皆さん「いいね」をお願いします!

[映画「飛べ!ダコタ」製作支援実行委員会 facebookページ]
http://www.facebook.com/dakota.shien

2011/08/22

失われていくものに光をあてる仕事

最近、映画化の件でじいちゃん、ばあちゃんと「当時」について話す機会が増えている。

僕のばあちゃんも、そのお兄さん(おじさん)、村のあの人やあの人も・・・「知っている」「経験した」事実も現状では、個々人のおぼろげな「記憶」として残っている。という程度。


それでも「65年前の事実」。


立場上、確かあの時は。。。という話が集まってくるので、頭の中で想像しながら、編集、再構築していく作業を進めていくと、いつの間にか当時を「知っている」「経験した」人以上に知識としての事実が浮かんできて、逆にこうだったんじゃない?と聞くと「そうだった、そうだった」となる。
いわゆる形式知化された結果とでもいうのだろうか。。。

おそらく映画化という発掘がなかったら、この事実は消えてなくなっていただろうと思う感覚は、10年以上向き合ってきた過疎という問題と同一線上にある。


映画化によって、「語り継ぐべき65年前の物語」へと変容していくだろうが、さらに65年後、この地域は残っているのだろうか。そんな不安との板挟みに遭う。

歴史や地域さえもが消費され、失われてしまう時代。。。
失われていくものに改めて光を当て、再生産し未来へ委ねること。

きっと、この地域だけでなく多くの地域で、「今」必要なことのように思う。

だからこそ未来で、あの時、そんなことがあったんだって。
と言われる可能性のある仕事、それが出来る幸せ。


失われていくものに光をあてる仕事。全国でもっともっと広がって欲しい。

2011/08/17

映画「飛べ!ダコタ」 主演は比嘉愛未さん!(新潟県佐渡島)

8/16付のスポニチ紙面及び、スポニチアネックス(WEB)などで公開されました。

▼スポニチアネックス
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/08/16/kiji/K20110816001420520.html

映画の舞台は、新潟県の佐渡島。
今から65年前にあった実話をもとにしてこの佐渡で撮影され、映画化される。

まさに、地元の話ということもあり、佐渡でこの映画づくりを応援するための実行委員会の事務局を仰せつかっております。

まずは、公開に漕ぎ着けたことを安堵とともに、これから頑張るぞ~と気合いが入る出来事でした。


終戦後、わずか5ヶ月後の出来事。
海岸に、英国軍の輸送機ダグラスDC-3(通称:ダコタ)という飛行機が不時着し、言葉もまともに通じない、つい先日まで敵国だった国の方々を暖かく迎え入れ、村人総出で手づくりの空港までつくって再び大空へ送り出した。

もしかしたら、戦後初の国際交流?といえるような交流があったことが、掘り起こされ、今回の映画化に至りました。

65年前の事実、飛行機の復活、無償のボランティア・・・は、今回の東日本大震災からの復旧、復興にもきっと相通じるものがあると思っています。

近日中に佐渡側の動きを皆さんにご紹介していきたいと思っておりますので、応援よろしくお願いいたします。

夏の祭典 たかち芸能祭

久しぶりすぎる更新。
最近、映画とたかち芸能祭で忙殺されてました。
(facebookばかりな面も・・・)
---------------------------------------------------
平成23年8月13日(土) 夏の彩典 たかち芸能祭 無事終了

---------------------------------------------------

今年で第9回となる芸能祭。
去年からの参加だが、今年は事務局(庶務・会計)に加え、本部・
制作、やや広報、やや屋台と担当しました。


結果は来てくださった皆さんとスタッフの反応などに委ねられけれど
概ね良かったのかなぁと思ってます。




▼舞台も足場から
▼全体が出来上がると・・・

▼終盤には
▼そうやって、「もんて」(仲間)とつくるお祭り
▼地域の未来をつくる力
来年はいよいよ第10回。
内容はもちろん、組織や体制の見直しも含め、早い段階で動き出さないといけないなぁ
と思う今日この頃。


地域の地域の人が楽しむお祭りも大きくなるにつれ、訪れる組織化。
案外その移行、バランスが難しい。

A.祭(イベント)×組織

B.地域×組織

個人的には後者だけど、組織化の弊害も踏まえてどう突破するか。
このところ頭の中でぐるぐる廻っている。