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2011/05/01

大震災、感じ、考えてしまうこと。

最近、被災され、佐渡に避難されている方の声を直接伺う機会を何度かいただいている。


震災から50日、素直に感じたこと、思うことを書きとめておく。

  • 被災地の範囲がとにかく広いこと。 
  • 自治体(リーダーシップ・機能、現地・他市町村に仮設など)、地域差が大きいこと。
  • 受入避難地が広く拡散していること。
  • 「被災者」に地域差、個人差があり、それが大きいこと。
  • 避難地・所の環境・対応にも差が大きいこと。
  • 原発周辺地域の方が極めて厳しい状況にあること。
  • 原発周辺地域の方が後回しになっている(しまう)こと。
  • 被災地と避難地を結ぶチャンネルがほとんどないこと(被災地or避難者で前者に傾注)
  • 復旧・復興の掛け声の下で、多様性、自由で公平な意見・情報交換が狭められていること。
  • 被災地=避難地、被災地被災者=避難地被災者に齟齬が生じつつあること。
  • 都市=地方、原発推進・擁護派=原発反対・縮小撤廃派で少なからぬ対立が起きつつあること。国民的な議論が必要になったこと。
  • 判断基準に「子ども(未来)」が軸にならなかったこと。
  • 未だ、この国の未来、復興の在り方が示せていないこと。
  • その体制が不透明、不安定であること。
  • 「政治」「マスコミ」「都市」など(『中央』・『権力』)の問題が明らかになったこと。(落ち着いたら、検証・追及が必至で、根本的な反省、抜本的な再構築が必要なこと。)
  • 一方、ソーシャルメディアの威力が極めて有力、有効であること。
  • インターネットを使える人と、使えない人との情報、意識、思考、条件に著しい差が生じ続けていること。
  • なので、NHKでも民放でも良いのだが、常に震災、復旧・復興情報を流し続けて欲しいこと。(マスコミのネット化・ソーシャルメディア化の必要性。)
  • 緊張状態が長く続いていて、被災者はもちろん多くの人に疲労が見えつつあること。
  • それでも「諦めない」「前を向こう」とする、させる『流れ・動き』が支えていること。

以上をもう少し整理、検討する必要があると思っていますが、今日はこの辺で。

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