tag:blogger.com,1999:blog-46941047697261130362024-02-19T10:53:18.111+09:00nabesadoBLOGhen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.comBlogger47125tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-16284604457940519552018-01-07T02:03:00.002+09:002018-01-07T02:03:30.138+09:00不協和音な時代 田舎bit本当に久しぶりすぎる投稿です。<br />
<br />
閉鎖しても良いくらい。<br />
<br />
誰も見てないからと思い、最近感じてること書きます。<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br /><br />
ダウンタウン。<br />
もともと嫌いといっても浜田ですが、なんでかっていえば、他人をいじって笑いを取る笑い。笑いの本質がイジメっこの論理でしかないこと。<br />
それを最初から感じていて、ちっとも面白くない。見ていて不快って位に感じて、だから、チャンネル変える。それで対応してきました。<br />
<br />
かれこれ20年くらい。<br />
<br />
それを続けてきた人間として、思うことがあります。<br />
<br />
①まだ、そのスタイルで続けてきてたんですね。。。<br />
②それを支持する人も番組もあるんですね。<br />
③そんな番組つくる、流す局がまだあるんですね。<br />
④今更、色々言う人もいるのね・・・。<br />
<br />
重要なのは②~④。<br />
いじめな笑いを良しとする。それを歓迎する人によって、成立する笑い、番組。<br />
この辺りは、自信を失ってきている日本とか、そもそも、いじめっ子気質な人、他人を蔑んで自尊心を満たすな人にとっては救いだし。それは、少なくないし、もともと普遍的なものだし、気晴らしにでもそう思いたい、そう見る、考えることで楽になる人もいる。それが現実。<br />
<br />
ということで、まあ、②も③もあるよね。<br />
そんなくらいに思っています。<br />
<br />
で、④中心の最近の「袋だたき」。<br />
これにもう、うんざりなんです。<br />
<br />
<br />
もう脅迫的。強制的。矯正的。<br />
<br />
④から発せられる②、③への否定。<br />
でも、なんだかんだ、②~④が時は常に連結していて、結託していて、<br />
そんでもって相互に反逆・離反したり、しなかったり。。。<br />
<br />
それが最近特に見え隠れしてあまり気持ちが良くないです。<br />
<br />
敢えて言うならば、<br />
不協和であることが、当たり前。それを平然と言っている時代。<br />
ただ、言っているだけ、でも都市の論理でだけとか、エリート的に見たらな<br />
一面的な価値尺度での意見。<br />
<br />
これが前提。特に都市的なもの、最新的なものだけがクローズアップされる<br />
・・・これには、良し悪し、功罪があると思っています。<br />
<br />
マスメディアの凋落ぶりと、マスという都市をバックボーンに語られ、<br />
スルーされる地方、価値観の相違や文化伝統もその波で半ば以上に強引に<br />
ひっくり返そうとする流れ。それに抗う、抗いたくなる精神も含めて混沌とし、<br />
それを統合整理するでもなく、ただただ一方的に。ということに<br />
<br />
違和感、不誠実、不正義、危機感、断絶さえも感じています。<br />
<br />
ということさえも、ほとんど、田舎bitでなければ、本当に分からないのかもしれない。<br />
そんな風にも感じる今日この頃です。<br />
<br />
生まれたばかりの倅には、こんな不協和な世界に、時代にようこそ。<br />
とは自信を持って言えないのです。<br />
<br />
そんなジレンマを感じて。hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-58785887406563720572015-05-31T17:54:00.000+09:002015-05-31T17:54:48.625+09:00ベルギー旅行 (手配編)久しぶりの更新です。<br />新婚旅行で初の海外となるベルギーに行ってきました。<br />そこで経験したこと、感じたこと、考えたこと綴っておきます。<br /><br />安く海外旅行に行くテクニックや、ベルギー旅行で気をつけた方が良いこと<br />なども紹介したいと思っています。<br /><br />まず今回は、出発10日前に旅行に行くことを決めるという、かなり無茶な<br />ことをしましたが、予算上限30万円で行先を考え<br /><br /><a href="http://www.tour.ne.jp/w_travel/" target="_blank">トラベルコちゃん</a>、<a href="http://www.tabikobo.com/" target="_blank">旅工房</a>、<a href="http://www.ab-road.net/" target="_blank">AB-ROAD</a>などの「格安サイト」で下調べした<br />のちH.I.S窓口で、「オランダ&ベルギーツアー」を丁度、30万円程度で<br />
提案されました。<br /><br />ちなみに日本旅行は、直前ということで門前払いでした・・・。<br /><br />H,I,Sの提案でも、確かに安いと感じるし、いいんじゃない?と思うところなのかもしれません。<br />海外旅行は素人でも・・・世の中の仕組みを見つめることが好きな自分としては・・・<br /><br />
<a name='more'></a><br /><br />
いわゆる旅行代理店 H.I.S や 日本旅行 のビジネスモデルは、航空券とホテル代に<br />
それぞれ手配手数料を上乗せするという、失礼ですが古典的なビジネスモデルだと気づ<br />いてしまったので、結婚式の時に知った、<a href="http://www.expedia.co.jp/air" target="_blank">エクスペディア</a> http://www.expedia.co.jp/air <br />
どちらかと言えば、ホテル予約がメインのサイトで調べてみました。<br /><br />そうしたら・・・旅程も、航空会社も、ホテルも自身で選べる。金額上乗せしていけば、<br />より良いものが選んでいけるというもので、自分たちの条件に合う(喫煙可)、駅近くなど<br />を選んで、簡単に手配することが出来ました。<br />
<br />結果・・・H.I.Sに提示してもらったのより、<b>良い旅程</b>、<b>良いホテル</b>、そして<b>半額</b><br />で手配出来ました。実際、旅行に行ってみても、問題なく十分に満足できました。<br /><br />お金に余裕があればそんなの気にすることないと思いますし、海外旅行・初心者向け<br />ではないのかもしれませんが、海外旅行の経験のある妻と一緒ということもあって、<br />とてもお買い得なツアーとなりました。<br /><br /><br />---旅の概要---<br />・5/24(日)~29(金) 3泊6日<br /> 成田~アブダビ~ブリュッセル~アブダビ~成田<br />・予約(代理店)<br /> <a href="http://www.expedia.co.jp/air" target="_blank">エクスディア</a><br />
・費用 2人で 15万 航空券(燃油サーチャージ・)宿泊費等含む<br />
<br />hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-82590575681713765132014-01-13T17:02:00.003+09:002014-01-13T17:05:41.698+09:00しなしな、島を旅する<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjVtum4tDw4aduGITMt2ePHAXrGfqOW8bU_L4IfWvelzedGRRKsG0NNC5B291WPmqpoQPgvWXW2Ap7L7avG2AflxOJkDL2aWgQqK7DiUF5j-XsQlZN7zXuuv2dUJNpnROuLxvXsShF75kY/s1600/shimatrips2.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="205" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjVtum4tDw4aduGITMt2ePHAXrGfqOW8bU_L4IfWvelzedGRRKsG0NNC5B291WPmqpoQPgvWXW2Ap7L7avG2AflxOJkDL2aWgQqK7DiUF5j-XsQlZN7zXuuv2dUJNpnROuLxvXsShF75kY/s320/shimatrips2.png" width="320" /></a></div>
<br />
これが島での最後のお仕事になるかもしれない。<br />
そんなことで、取り組んでもいたことの中から生まれたもの。<br />
<br />
これまで極力、島の「観光」分野には手を出さないようにしてきましたが、佐渡観光における一つの試案・提案でもあり、それ以上に、地域活性化という側面で考えていたものです。<br />
とある制作物をつくる中で、固まっていない企画を概念の整理、コピーライトなどを考案・企画していく中で浮かんできた「コンセプトデザイン」です。<br />
<br />
<b>佐渡・しな島トリップス</b><br />
・佐渡島を<br />
・しなしな(ゆっくり)<br />
・味わういくつもの旅(地域)、タイムスリップ・じっくりドリップされたような島旅(地域)を味わう。<br />
・そうしたら、島が地域が好きになる。<br />
旅によって佐渡を好きになる、いずれはそんな佐渡に暮らしたいと思ってもらえたら…。<br />
<br />
そんな想いから「デザイン」したものです。<br />
<br />
<br />
Uターンしてからの4年は、いわゆる「観光産業」の門外漢ではありますが、確かに島の魅力・可能性を見いだしはじめた、発信してきた日々でした。<br />
<br />
自分自身は、そんな島をもう少ししなしな、島を旅するように生きたかったと思いますが。<br />
直面する現実・未来は、決してしなしなしていられない。そう思って自覚・認識・行動していただけですが…。<br />
<br />
極力しなしなしているように働きかけて見せかけて…での最短コースを選んだ小旅行。<br />
それが僕の佐渡という島旅だったのかもしれません。<br />
<br />
<br />
(以下、個人的な佐渡観光に関する考えです。興味ある方は まっと読む からどうぞ。)<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
島の主要産業として、従事者も多い「観光」産業。<br />
ですが、個人的にはずっと一定距離を置いてきました。<br />
そのように意識してきた理由はいくつかありますが、基本的なスタンスは<br />
<ul>
<li>産業として、構造的な問題がある。(季節産業=季節労働化、産業間連関に消極的・閉鎖的)</li>
<li>しがらみ、既得権、過去の栄光の呪縛などに縛られていてイノベーティブでないこと。</li>
<li>いわゆる「観光地」、島を「観光地化」することが、本当に島・島民にとって幸福なのか疑問。</li>
</ul>
<br />
というあたりです。<br />
<br />
お陰で、ほとんどしがらみのない立場なので、今回はこれに関することを少し書き遺しておきたいと思います。<br />
<br />
<br />
そもそも佐渡観光は、高度経済成長期に乗って、いわゆる<b>100万人観光</b>を経験しました。<br />
120万人をピークに現在では半減。<br />
<br />
ピークを前提とし、乱立したホテル群。(そして投資回収・維持管理が困難になり…)<br />
一方、「佐渡」を目指してくるお客さんに対して、(島の中では合併前でもあり)「おらが町に」「いやいや、おらが村に」来てくださいの誘致合戦。お客さんは「○○町?どこそれ?」です…。<br />
積極的な誘致?は、大手エージェントに菓子折り持って「今年もよろしく」とか、バラマキだったり。<br />
ホテル間・商店街等地域での客の取り合い。<br />
<br />
とか色々見えたり、伺ったりですが、これが<b>「過去の栄光」</b>の舞台裏だと門外漢から見ても、ほぼ真実だろうと思っています。さらに直接、<br />
<br />
・(ハイシーズンには魚が最も少ないことから)どこにいっても、イカばかり。<br />
・これでもかってくらいにイカを食わされる島。<br />
・冷凍モノ出された。地モノでないものばかり。<br />
・お越しくださったという態度ではない。<br />
・・・<br />
とにかくあまりいい評価を耳にしません。<br />
<br />
そんなこんなで「1度は行くべきだか、2度と行きたくない」観光地という汚名が定着・拡散していった時代。だと、個人的には捉えています。<br />
<br />
にも関わらず、これに取り憑かれている人が少なくありません。<br />
未だに俺がやったと大声を挙げて我が物顔で威張ってる人もいるくらいですから・・・汗。<br />
(減少傾向でも携わってましたよね・・・というツッコミどころ満載です。)<br />
そんな人につける薬があるとすれば、とりあえず放っておくくらいしかないですが。<br />
<br />
<br />
ということですぐに明治維新くらいの人心刷新!出来たらスッキリするのにと、毎度のことながらそこまでの力や勢いはないので、せめてそんな所からアンチでもなくジンテーゼ。<br />
<br />
それが、冒頭の旅ということでもあるのですが、これだけでガラッと変えるなんて出来ると思っていません。<br />
<br />
ただ、<b>「これまでの観光」</b>では素通りされてきた、<b>「本当の佐渡の魅力」=「本当の佐渡観光」</b>を島民の元に取り戻す、捉えなおすことは可能で、新たなメディアを積極的に活用して佐渡観光を何とかしたいという人だとか、そこまで肩ひじ張らずに気軽に言えたり、地域づくりの側面からのアプローチや食を通じて・・・だとか、既にそんな<b>「これからの観光」</b>の流れが出てきているので、そこに望みがあると思っています。<br />
<br />
そんな人たちが中心となる、ないし参加した体制に移っていってほしいと思います。<br />
<br />
佐渡観光の<b>「過去の栄光」</b>なんて、せいぜい<b>「過去の成功(させた)と勘違いしてた失敗体験」</b>か、バブルだったと位に捉え直して、考え方もやり方も変えてみれること。それさえなかなか出来ずにいる佐渡ですが…。<br />
<br />
かつてのアルコール共和国のような独立思考(パロディ・遊び心)や、お土産物は島内産にインセンティブつけるとか、いっそのこと新潟県を辞めて、東京都に入ってしまおうとか。。。軍民共用の空港とか。。。一度ゼロサムで考えて見たり、捉えなおしてみたりしたらいいのに…。<br />
<br />
と結局、たらればになっちゃうのですが、<br />
<br />
ただ、確かに島民から語られる<b>「佐渡の魅力」</b>が持つ説得力や口コミがジワジワと成果を挙げている。そこに<b>「これからの佐渡観光」</b>があるのだと思っています。<br />
<br />
身の丈というか、嘘のない「佐渡」(の良さ)を知るには、民宿やホームステイが一番と言われています。そういうところはほとんどプッシュされない。組織で出来ないなら、個人から始まる勝手連。<br />
<br />
そんな「佐渡観光」が面白い。hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-50413648709496565712013-11-23T14:04:00.001+09:002013-11-23T14:04:13.080+09:00関係性のメモリー 後尾公民館から<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7hx0E4QTyzSJMFESmoMBXMJDc59YLTcUj9yUCyHYsdcRsQp1iNuq_XtA1iDpZo5T0NAagvnJY7BxFwUFW-Sfla4jiXIoZZqX9lsiXb-h0pkw3ddo7xQX8CsFrQaOBE0UkOBp3VNrQgqw/s1600/DSC09586.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="213" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7hx0E4QTyzSJMFESmoMBXMJDc59YLTcUj9yUCyHYsdcRsQp1iNuq_XtA1iDpZo5T0NAagvnJY7BxFwUFW-Sfla4jiXIoZZqX9lsiXb-h0pkw3ddo7xQX8CsFrQaOBE0UkOBp3VNrQgqw/s320/DSC09586.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh4YUdZefZaSlr39QVyUKfMgYTgIcVKvEwqLTgJq80SArL7I-yiRKsxMQZf1dbYl1wUDF_k8lVLqUtxvCAPgwGbsZ79iNF-riKMMQKuGwrhKmI0KEu6Ui0OOOmyalbD_xq2FugrVjh2nfQ/s1600/DSC09587.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="213" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh4YUdZefZaSlr39QVyUKfMgYTgIcVKvEwqLTgJq80SArL7I-yiRKsxMQZf1dbYl1wUDF_k8lVLqUtxvCAPgwGbsZ79iNF-riKMMQKuGwrhKmI0KEu6Ui0OOOmyalbD_xq2FugrVjh2nfQ/s320/DSC09587.JPG" width="320" /></a></div>
おんぼろ公民館が綺麗になってた。昭和30年頃の建物で、この度大幅リフォーム。<br />
外観は親父デザインというか、指示だとか・・・。<br />
とりあえず、褒めておきました。<br />
<br />
<br />
近々、国分寺の報告会も兼ねて、完成披露パーティーを企画実施します。<br />
(対象:後尾集落住民)<br />
<br />
古い建物好きとしても、デザインする人としても<br />
こういうのを観て思うのは、何を想ってつくり、どう使ってもらうのか。<br />
多少なり想像します。<br />
<br />
<br />
つくり手と使う人の関係において。<br />
どんな関係性が幸せなんだろう?<br />
<br />
<br />
昔、学術書の中にあった言葉で<br />
『関係性のメモリー』というのがありました。<br />
関係性の蓄積、ソーシャルキャピタルだったり、コモンズだったり…。<br />
<br />
この3年半、約4年はどうだったのか。<br />
片や未だに残ったウイルスのようなものに悩まされ、片や消去でもしたのか?!?!?<br />
な関係性に、メモリーにパソコンのようにいかない苛立ちというか、不快感を感じる日々。<br />そこから抜け出せないでいる自身への、<br />
<br />でも、どこかで最適化、いわゆる精算が必要。<br /><br />という声、言い聞かせが最近の常です。<br /><br /><br />半沢直樹のように<br />
<br />
『倍返し、百倍返し!』<br />
<br />なんて、しちゃう。こともできるけど、でも、Enter 押せないでいることも・・・。<br /><br />
自身に失笑しながら、まったく持って、前に進めていない。<br />
<br /><br />話戻って、公民館から・・・<br />
<a name='more'></a><br /><br />
そもそも個人的にはシンプルが好きで、<br />
モノクロームやシンメトリー、機能性に惹かれ、<br />
削ぎ落していく「美しさ」を追求しがちな傾向があると思ってます。<br /><br />そんな自分から観たら、この公民館 「・・・!?・・・・」 な訳です。<br />
<br />
でもその一方で、蓄積、積み上げていく「美しさ」には、シンプルでないもの、不純なものもいかに消化・許容するか?その関係性での作法も含めて、「美し過ぎない」ことも、この非対称で古い公民館にそんなことを考える、思うのでした。<br />
<br />
最近、世の中の美的感覚、美意識・・・。そういったものとのズレ・不確実性・揺らぎを感じています。<br />
<br />
この公民館のようにりニューアルが完了し、これからどう使われていくか。使われていく中でより良くなっていく(していく)。<br /><br />そんな未来へのプロセスや運用について、創造・デザインしようと思えば、これから蓄積していくためのクリエイティビティが再び湧きあがるのだけれども、ここでは、そのクリエイティビティの価値が想像されない…というジレンマに戻ってくる。<br />
<br />
そんなことぐるぐる。。。hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-75704016520934311422013-08-29T12:56:00.001+09:002013-08-29T12:56:34.250+09:00飛べダコタ -予告編-公開になりました!いよいよです。<br /><br />2分編<br /><iframe width="450" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/x2GItmzb2fE?feature=player_detailpage" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br /><br /><br /><br />15秒編<br /><br /><iframe width="450" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/arI3wHe2w5o?feature=player_detailpage" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-18517430802453288922013-08-22T23:14:00.000+09:002013-08-22T23:22:42.810+09:00ヒトククリいよいよ公開される映画「<a href="http://www.tobedakota.com/">飛べ!ダコタ</a>」。<br />
<br />
携わって、かれこれ3年ちょっと経ちます。
<br />
公開を目前に控えて、マスコミ・関係者からの問い合わせなども多く、何だか周りが騒がしくなってきているのを感じる今日この頃。
少し冷静になって、自分なりに総括しておきたいと思いました。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<u><span style="background-color: white;"><b>■3年ヒトククリ</b> </span></u><br />
・2011年5月、映画づくりを支援する民間団体の立ち上げに招集されて、組織の立ち上げやら、そこでは出来ない(かった)ことを、別働隊で応援してもらったりなどなど。<br />
<br />
・2011年12月からの現地スタッフとしての転身。全てを覚悟しながらも、出来ることをし続けた年越し。再開に至ってからの、ただ我武者羅な動きなどなど。<br />
<br />
・2012年第1期終了後、話題が途切れないためのセット修復やムラ歩きイベントなどの宣伝・ボランティア活動などなど。<br />
<br />
・動き始めた11月。第1期より厳しい状況であらゆる手立てを打ちながら、ただ、信じて、諦めず、ひたすら走り続けた第2期。それを支えてくださったみなさんなどなど。<br />
<br />
・2013年「いし」のこと、撮影で「ダコタ」になった日のこと、その後の試写会での再会・サブライズなどなど。<br />
<br />
ここでも書けないことも色々ありますけど、とにかく、いろんなヒト・モノ・コトがとにかく甦って来る訳です。
<br />
<br />
スタッフ・キャストはもちろん、実話に関わる人たち、地元の人たち、全島から集まってくださった・協力してくださった現地キャストやエキストラ、ボランティアの皆さん、炊き出しや差入れや協力などをしてくださった本当に多くの人たち、その他色んな面で支援してくださった方も、逆にいじわるされたりな方なんかも(笑)。
<br />
<br />
あくまで、一個人としての関わりの範疇ですが、本当に幅広く多くの方々との関わらせていただいたので、みんなみ~んなひっくるめて、僕にとってのヒトククリ(一括り、人括り)。
<br />
<br />
<br />
<b style="background-color: white;"><u>■33年ヒトククリ</u><u> </u></b><br />
今年で33歳ですが、これが人生の半分となるのか?3分の1になるのかは分かりませんが、自分自身のこれまでを振り返ってみると、寄り道していたように思っていたものが、この映画を通して一つの道に繋がっていったこと。自分にとってこれまでの人生を総括するような出来事でした。<br />
<br />
高校までの18年、島外での11年間、帰ってきてからの3年半。<br />
<br />
社会学、過疎、地域活性化、NPO、社会起業、コミュニティビジネス・・・からの、芸術文化の世界・・・からの、未だによく分かっていない職業:何でも屋さん。<br />
<br />
映画づくりは、これら全ての経験をフル活用させてくれました。
<br />
<br />
なんとか映画化したい、そのために実話を広めなければ、そのためにわらじつくろう、「いし」をつくろう…。そんでもって「みんなの映画」にしたい・・・。そんなようなことのために全てがありました。<br />
<br />
実際、150%~200%くらいで夢中で駆け抜けられたように思います。
<br />
<br />
Uターンしてからも「生意気だ!島から出ていけ!」と言われてみたり、最近まで本気で島を出ることを考えるようなこともありました。
そんなことみんなひっくるめて、「これから」を考えるヒトククリ。
<br />
<br />
<b><u style="background-color: white;">■67年ヒトククリ</u></b><br />
文脈的には1年惜しかったのですが、ここは一つ、実話+映画のため、+1年必要だったということで。。。汗。<br />
<br />
そんな「苦し」紛れに乗っかって言うと、
前の2つのヒトククリもそれぞれ、苦しさがありました。<br />
67年前、終戦直後、それは本当に苦しい時代でした。<br />
それから、ずっと生きてきた人たち。<br />
<br />
つい最近、お会いしてきた千世子さんや、ミチさんたち。<br />
ダコタの時はなんともなかった足を、その後の怪我でずっと引きづって生きてきた僕のばあちゃん。<br />
<br />
そんな人たちと共に歩んできた実話と、映画とを<br />
その年月のちょうど真ん中世代の僕たちが、<br />
さらに若い世代にも繋いでいく。
<br />
<br />
3年、33年、67年の「ヒトククリ」が、この「公開」によって、むすんでひらかれる。
そんな風に思っています。<br />
<br />
---
改めて、あの苦難を乗り越えて、ここまで辿りつけた「みんな」への敬意と感謝の気持ちを込めて。hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-68288007395839499832013-06-28T20:36:00.005+09:002013-06-28T20:36:45.107+09:00飛べ!ダコタ 公開情報個人の好き勝手書いてるブログですが、先日映画の公開情報が解禁になったので、紹介致します。<br /><br /><br /><a href="http://www.tobedakota.com/" target="_blank">映画「飛べ!ダコタ」公式ホームページ</a><br />
<a href="https://www.facebook.com/dakota.shien" target="_blank">公式facebookページ</a><br />
<br />
▼全国公開情報<br /><span style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 18px;">10月5日(土)よりシネマスクエアとうきゅう、有楽町スバル座他、全国ロードショー!</span><br style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 18px;" /><br style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 18px;" /><span style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 18px;">「Walker Plus」</span><a href="http://news.walkerplus.com/article/39557/" rel="nofollow nofollow" style="background-color: white; color: #3b5998; cursor: pointer; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 18px; text-decoration: none;" target="_blank">http://news.walkerplus.com/article/39557/</a>hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-91374164623286947362013-05-08T23:39:00.003+09:002013-05-08T23:39:42.488+09:00足を運ばせる届出主義の課題<br />
今どき、提出書類の様式データを「フロッピーディスク」で渡されたオヤジ・・・。<br />
データが見れないで大騒ぎ。。。<br />
<br />
とりあえず助けを求めるままに聞いてあげると、外付けFDドライブ買ってきてくれ→売っていない→リサイクルショップにもなし。<br />
<br />
で、旧式のパソコンが辛うじて残っていたので開いてみるとFDデータが壊れてて見れない。。。<br />
<br />
結局、ちょっと進んだ自治体で、おんなじ様式をネットで拾ってきて「○○市」を佐渡市に置換してサクッと代理作成しました。。。<br />
<br />
<br />
公的機関の「届出主義」。これ、とっても重大な課題だと思っています。<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br /><br />
劇場でも、何枚も書類を書かせ、何回も足を運ばせたり、<br />
商工会の現場では、ホテルなどの離職届が観光シーズンを終えるとドッサリ。<br />離職者一人一人を複写式の様式に何十人~100人単位を手書きし持参するのを職員1人の1カ月分の仕事で代行していたりします。(個人的に「観光」を目的としない理由はそこに見る「季節雇用」という点があったりします。)<br />
<br />
こうした事態が、毎年、全国の自治体、公的機関のさらにあらゆる部署課で起こっている訳で、途方もない<b>「ムダ」</b>が多くの届け出る人に<b>与えられている</b>と思うのです。<br /><br />もう少し言いますと、現場で一番クレーム言われる部署とか、最前線をよく外部委託してる(ハローワークがまさにこのケース)は最悪です。不満が直接届かないので、改善・自浄作用が働きにくい構造を自ら選択・決断しているようなものです。(だから変わらない・変わりにくい。。。)<br /><br /><br />
で、話を戻して、今回、オヤジは、僕がいたことで、何とかなりましたが・・・<br />このような「届出主義」は正直不親切すぎると思うのです。<br /><br /><br />ダウンロード出来る自治体はまぁ良い方で、多くはPDFだけ。<br />もう少し進むと、WORDやEXCELとかになる。<br /><br />
もちろん、ネット予約とかWEBで全て済むが一番いいですが、システムを導入したりすると、何千万、最近ならクラウドを活用して数百万位でしょうけれど。「届出主義」は実にお金も掛かったりするので、どうやったらスムースに、節約しながらという視点も大事です。<br />
<br />さらに、届けに行く「施設」の立地です。<br />施設が地理的に中心ではない場合は最悪(佐渡のハローワークとか)ですが、大体人口の多い所とか都心部とかに設置され、その点で、行政サービスは地理的に離れた地域の人へは遠くなります。薄くなります。<br /><br />つまり足を運ばせる「届出主義」に基づくと、「公平性」は担保されまてませんよね。。。<br /><br />だから、ネットをもっと活用、ネットによって改善しなきゃいけないと思うんです。地理的に不利な場所へこそ、ネットを早く導入しなきゃいけない理由もそこにあります。<br /><br />「届出主義」は、大体、金科玉条の条例とか施工規則とかで(大体勝手に・・・読めない議員とかが、いいんじゃない?って決めて←これをかっちりつくりたいお役人さんがこれまた居たりします。)それに基づいて、届出させて、職員自らはそれに従っている=自己保身な、体裁になっていたりします。<br /><br />さらにこれに「前例踏襲主義」が加わると、これまたなかなか変わりません。<br />
もっと言えば、実は前例を踏襲したい症→新しいことしたくない症という進行性の病だったりします。<br /><br />公務員だったから。ここまで言っちゃいましたが・・・<br /><br />それでも今回のケースでいえば、これは都道府県・市町村で決めたものでなく、中央省庁の決めたものだったりします。それを各自治体で個別につくってダウンロードできるようにしている。これは良い自治体ですが、統一の様式を中央でつくって下せばいいだけじゃん。<br /><br />となったりもします。<br /><br />これも象徴的で、現場から遠い、届け出(させ)る人から遠くなればなるほど、不親切になる。<br /><br />これを<b>足で運ばせる「届出主義」</b>から、<b>足で運ばなくても「届け出られる」</b>。に変えられたら、どれだけ「ムダ」が省けるか?これって、経済的な価値としてはかなり大きな節約になると思うのです。<br /><br />
<ol>
<li>車で往復2時間掛けてフロッピーをもらいに行って、ドライブ探しに2時間掛けて、結局だめで古いパソコン立ちあげてデータチェックして1時間。(合計5時間)</li>
<li>ネットで探してダウンロード、データ入力で30分~2時間(パソコン苦手な人は)。</li>
<li>提出しに往復2時間。</li>
</ol>
合計 最長9時間。これで不備とかあってやり直しとかだったらもう最悪ですね。<br /><br />で、これが全国で起きているとすれば・・・天文学的な時間を「ムダ」にさせている。<br />民間のように、ネットで入力して、クレジットで即時決済。ってなったら良いんですが、せめて<br /><ol>
<li>ネットでダウンロード</li>
<li>データ入力(30分)</li>
<li>メールで提出</li>
</ol>
これだけで、最長1時間くらいでしょうか?どれだけの節約でしょうか???<br /><br /><br />というお話でした。<br />
hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-47468439788311503992013-04-25T22:43:00.000+09:002013-04-25T22:49:08.225+09:00過疎対策 -若者支援について・あるある話-もし、これがガラッと変われば、あるいは体制が構築出来さえすれば過疎からの脱出という展望も描けてくる。<br />
<br />
それが、『若者支援』。<br />
<br />
<br />
<b>過疎、限界集落・・・</b><br />
<br />
この解消には、シンプルに言えば後に続く世代(若者)がいなければいけない。<br />
<br />
『若者支援』が最も重要な地域が生き残っていくための <b>カギ</b> だと思っています。<br />
<br />
そんな策を最終的に見い出せたらいいなぁと思っています。<br />
<br />
今回は、現状認識というか、<b>あるある話を</b>。<br />
<a name='more'></a><br />
戦後、若者は都市部へ流出しつづけ、日本の多くの地域が<b>「過疎化」</b>していきました。<br />
そして最近いよいよ<b>「限界集落」</b>という言葉が当たり前のように出てくる時代となりました。<br />
<br />
一方で長男は、「家を守らなければいけない」という文化だけは未だに残っているのです。<br />
もちろん、全部が全部そうではありませんが、とにかくそんな長男の皆様、ご愁傷さまです・・・<span style="font-size: xx-small;">かくいう自分もですが。。。汗</span><br />
<br />
<br />
さて、さらに未だ家父長制の続く地域社会(ムラ)。島内で先輩(主に男性)からよく耳にするのが・・・<br />
<br />
<b>「(俺は、)昔はこうだった」</b><br />
<ul>
<li><span style="font-size: x-small;">家父長制・長男の方々のご苦労が、それはもう沢山御有りだったんでしょうね。</span></li>
<li><span style="font-size: x-small;">今のように便利でなかったでしょうから、それはもう大変だったんでしょうね。</span></li>
<li><span style="font-size: x-small;">大変勉強になりました。ご指導ありがとうございました。</span></li>
</ul>
<span style="font-size: x-small;">と、年配者を敬う。儒教的な精神は日本社会においては確かに必要な社会スキルかもしれません。</span><br />
<br />
<br />
なんですが・・・<br />
<ul>
<li><span style="font-size: x-small;">その「昔」とは、戦後の、ベビーブーマー世代あたりの若者時代。</span></li>
<li><span style="font-size: x-small;">歴史上、地域に最も若者がいた時代。</span></li>
</ul>
だったりするのが、非~常に多いのです。<br />
日本人が「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/ALWAYS_%E4%B8%89%E4%B8%81%E7%9B%AE%E3%81%AE%E5%A4%95%E6%97%A5" target="_blank">三丁目の夕日</a>」を<b>「古き良き日本」</b>の象徴としたり、<b>「あの頃は良かった」</b>と、世代を問わず、老若男女が思うのは、<b>まさに。な時代</b>なのです。<br />
<br />
<br />
現代に置き換えて受け止めれば。<br />
<ul>
<li><span style="font-size: x-small;">昔は5人~10人いたけど、今は僕1人ですけど・・・。</span></li>
<li><span style="font-size: x-small;">高度経済成長と言うイケイケどんどんな時代。</span></li>
<li><span style="font-size: x-small;">夢や希望があった時代。</span></li>
</ul>
<br />
なんてことになり、「いいなぁ~」とないものねだりになってしまうのです。<span style="font-size: x-small;">大体。</span><br />
<br />
そんなこと、<b>「今も昔も変わらない」</b>。<br />
<br />
いいえ、<b>ちょっと違うんです</b>。<br />
<br />
<br />
人がいない。若い女性がいない。出会いがない。遊び場、娯楽がない。働く場が無い。<br />
ないないづくしで、一方で昔話をする人が多い(それを伺う相手が相対的に多くなる)。<br />
慣習やルールや世間の常識だけはあまり変わらず残っているけれど・・・<br />
<br />
時代や都市との違いはどんどん大きくなっています。随分と社会情勢・経済情勢が「<b>変わってます</b>」ね。<br />
<br />
<br />
そんな中で、実際あったことですが<br />
ある若者が、一生懸命地域のためにと頑張っておりました。<br />
1人であれもこれもやっておりました(半ばやらされておりました)。<br />
が・・・やることなすこと、寄ってたかって、口は出すけど・・・<br />
<br />
なことが繰り返されておりました(どうやら今でも続いているそうです。)<br />
これでは、その若者もさすがに嫌になったり、潰れたりしますよね?<br />
<br />
それはなんともご愁傷さまです。。。<br />
そんな所、早く出て行ったらいいじゃん!<br />
<br />
ですよねぇ~、ホントに・・・<br />
でも「先祖代々の土地を・・・」<br />
とちょっぴりなるわけです。<br />
しかもその若者は冒頭に触れた過疎、限界集落を何とかしたい!と思っていたりするわけですから。<br />
<br />
<br />
これがよくある<b> 現状</b> です。<br />
<br />
<br />
長々と書きましたが、<b>閉じた世界</b>であるが故にその度を増していく<b>地域のあるある話</b>。<br />
<b><br /></b>
でも、<b style="text-decoration: underline;">この 現状 では、いつまで経っても駄目ですよね?応援するどころか「潰す」習慣、環境では・・・</b><br />
<br />
どうやったら若者は地域に残ってくれますか?帰ってきてくれますか?やってきてくれますか?お嫁に来てくれますか?定住してくれますか?<br />
<br />
過疎、限界集落の対して何をすべきか?<br />この辺から「若者支援」策が出てくる訳です。<br />
<br />
<br />
つづく。hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-83492823788344423862013-04-06T18:55:00.001+09:002013-04-06T18:55:24.090+09:00会社・シゴトのイメージデザインを作って見ました。<br /><br />そんなシゴトをしていきたいと思っています。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhWE1VTLTWchdBXG4oeLyb6f14Q5LTZiU27mpCi_cfgQJn3Rp2z4p7XkKZYRntwjQPjJdfj3phvyaS80szN70cvLIj9B1Yu1gkAaSgT670DwF9IZ3PatSlQyEbS8rgM6d5ix8ujTRmddo4/s1600/Logo.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhWE1VTLTWchdBXG4oeLyb6f14Q5LTZiU27mpCi_cfgQJn3Rp2z4p7XkKZYRntwjQPjJdfj3phvyaS80szN70cvLIj9B1Yu1gkAaSgT670DwF9IZ3PatSlQyEbS8rgM6d5ix8ujTRmddo4/s320/Logo.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiY1aHF9u-DcFcmHTxWEp3apuDK5dBX9H1Io69TF1vx9k8xhYNOgelm-hmgFhntiQrmHmvYfW000zANrvc0a59nimz0r3N67f3SAhuYSgVBLdy8jjpdyyclH8IGXZceaLnT7F99nywuIc4/s1600/Logo3.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiY1aHF9u-DcFcmHTxWEp3apuDK5dBX9H1Io69TF1vx9k8xhYNOgelm-hmgFhntiQrmHmvYfW000zANrvc0a59nimz0r3N67f3SAhuYSgVBLdy8jjpdyyclH8IGXZceaLnT7F99nywuIc4/s320/Logo3.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEisWKYXIOtVapefpL1YcPlv4kkhAItT86yPD5fbnHhEk63eIQWnc-ogdtSPqGZ2_LgGs4uByIB-cBxapxcMyBEQRo0zSSmfLhr-5sgHT_WAtfChrz8vUUMj81d5-sNKl1nG_6eMeZTfC-k/s1600/Logo2.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEisWKYXIOtVapefpL1YcPlv4kkhAItT86yPD5fbnHhEk63eIQWnc-ogdtSPqGZ2_LgGs4uByIB-cBxapxcMyBEQRo0zSSmfLhr-5sgHT_WAtfChrz8vUUMj81d5-sNKl1nG_6eMeZTfC-k/s320/Logo2.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgDGpImCVMIcBNhTCSFij1jm7axydyp5xKpn-NgsijY1Jx2PZWhLZWvWluP36LLidUcVUpSRBgFPSyl-LppS5pd2MjUVTLavk_uaWJ7cjZfDzEi7uxa0ySK105VNKLXn_Gs6QJs8n8Ivz4/s1600/Logo4.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgDGpImCVMIcBNhTCSFij1jm7axydyp5xKpn-NgsijY1Jx2PZWhLZWvWluP36LLidUcVUpSRBgFPSyl-LppS5pd2MjUVTLavk_uaWJ7cjZfDzEi7uxa0ySK105VNKLXn_Gs6QJs8n8Ivz4/s320/Logo4.jpg" width="320" /></a></div>
<br />hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-83377026215864393712013-04-01T11:09:00.004+09:002013-04-01T11:16:10.637+09:00佐渡高千・外海府ガイド<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh1iL587csoyILyVN2JKpjpgxjnsBJUVcb_5M39fA8icgfXlRZEHS8S6kvFmh9kdZQl9NYB3-4WYoORj2PV49o0rHRHeDiROjbqMH8BPzSpaQHV9DeTOJmhRKkvWrvf6wuY0cPyxfllEzw/s1600/%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="226" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh1iL587csoyILyVN2JKpjpgxjnsBJUVcb_5M39fA8icgfXlRZEHS8S6kvFmh9kdZQl9NYB3-4WYoORj2PV49o0rHRHeDiROjbqMH8BPzSpaQHV9DeTOJmhRKkvWrvf6wuY0cPyxfllEzw/s320/%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89.png" width="320" /></a></div>
<br />
を作成しました。<br />
高千・外海府自然活性化協議会発行です。<br />
順次配布予定です。<br />
<br />
<a href="https://maps.google.com/maps/ms?msid=216437942449699931354.0004d8938545c4eb15917&msa=0&ll=38.171273,138.312721&spn=0.215657,0.308647" target="_blank">高千・外海府88ヵ所巡り</a>など、どどーんと地域の魅力満載しました。<br />
<br />
連動して、サイトも立ち上げていきます。hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-48268439761017211802013-02-23T21:03:00.000+09:002013-02-23T21:06:53.020+09:00評価評価する、評価される。<br />
<br />
おそらくほとんどの人が、好きであり、嫌いであるもので、かつ誰もが常に評価し、されながら暮らしていると思います。<br />
<br />
身近な例に置き換えれば、オシャレをしたり、化粧したりするのは、良く評価されたいというごく日常的な行動で、そこから分かるように誰もが良く評価されたいという気持ちを大なり小なりもっていると思っています。facebookなどで、「いいね」を沢山欲しい。もらえたら嬉しいそう思いませんか?<br />
<br />
まぁ当然、悪く評価されたいという人はいないと思いますが、少なからずそう思われないよう人は常に評価を「気にしながら」生きている存在なんだと思っています。<br />
<br />
<br />
で、最近これが非常に難しいというか、まずいなぁと感じたりしています。<br />
<br />
<br />
1対1で自分と相手の評価、1対多であれば集団や組織(内部評価)やもっと広い社会の中での評価(外部評価)で、それぞれが一致すれば何ら問題ないのですが、ここにズレがあった場合、大抵の人は「!?」と立ち止まってしまいます。<br />
<br />
これらはよくあるパターンなので、触れませんが、SNS、特にfacebookなどの、これらの中間というか横断的なツールが生まれてきたもんですから非常にややこしいのです。良い意味でも悪い意味でも。<br />
<br />
最初に評価については、良い悪い共に「囚われないこと」「気にし過ぎないこと」に尽きるのですが、ある傾向が浮かび上がって来て現実の実態を複雑化させているように感じています。<br />
<br />
あくまで、自分のようなどこにも属し、属さないような輩から見た場合ですが、<br />
1つの傾向は、集団・組織が多くは消極的な結束を強める(内と外を明確化しようとする=外に対しての排除が強まる。)=細胞の委縮。<br />
もう1つの傾向は、そうではない者の独立・浮遊を促進する(内と外をボーダレス化する)=細胞の膨張・拡散・破裂。<br />
<br />
そもそも人間は重層的なネットワークの中で生きていて、複数の集団・組織に所属し、それぞれの地位や役割を演じながら生活しているのですが、これがさらに実態から離れやすくなっていて、重層ではなくなりつつあると言っていいと思います。<br />
<br />
となると、実際身に起きていることですが、集団・組織に属した者と、独立・浮遊した者との間に、埋めがたいズレが生まれたり、個人も組織も収縮したり・膨張したり流動化して、評価そのものがその場その時に流転して、実態にまで影響を及ぼしていく。<br />
<br />
という状況で、限りなく後者に近いのですが・・・。何だかどう扱って(統合して)よいのやら?という評価が多いのです。。。hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-3877476883884169712013-02-07T05:24:00.004+09:002013-02-07T05:30:36.318+09:00五里霧中目が醒めてしまい<br />
眠れず<br />
<br />
最近思うことを少しだけ書き留めておこうと思う。<br />
<br />
まずは、3年間ずっと関わってきた映画「飛べ!ダコタ」第2期の撮影が無事終了しました。<br />
本当に多くの方々に感謝です。もうまもなくで自分の役目も終わります。<br />
<br />
今回ばかしは正直、燃え尽きそうです。<br />
<br />
<br />
前を向くために振り返ると本当に沢山のことがあります。<br />
過去形でも、現在進行形でも・・・<br />
<br />
本当に本当にいろんなことがありました。いろんな人がいました。<br />
<br />
見える人には見える<br />
見えない人には見えない<br />
見ようとしない人には誤って見える<br />
<br />
そんなことを観てきました。<br />
<br />
<br />
信じる人は楽しむことが出来<br />
信じ続ける人は達成することが出来<br />
信じない人は結果だけに反応するしか出来ない<br />
<br />
楽しむ姿を見つめながら、後出しジャンケンやら冷ややかな反応、言われなきことも十二分味わいました。達成しようする意志や、その強さや目的・目標の次元、そんなことに隙間を感じていました。<br />
<br />
<br />
全てを話せば楽になれるのかもしれない。<br />
でも、そんな必要はない・・・とは言い切れない状況や、居ぬ間に色々起こっている状況に今の五里霧中な心境があって、心穏やかではない。<br />
<br />
昨日まで穏やかだった海もまた今日から荒れるらしい。<br />
なんだか、佐渡の海と波長がシンクロしてしまうようです。hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-90052959390647430382012-10-23T00:37:00.000+09:002012-10-23T00:37:02.608+09:00動画で『豆まき』比較佐渡中に伝播し、各地で継承・発展している郷土芸能の『鬼太鼓』の一つと言われる「豆まき」。<br /><br />友達がfacebookで動画をアップしてたので、自分の見たことのある隣集落の北川内や大倉と比べて色々と感じたのでした。<br /><br />そんなこんなで見比べ用に見つけた動画を以下、アップしておきました。<br /><br />佐渡の鬼太鼓については以下参照。<br /><a href="http://www.yume-sado.com/pg62.html">http://www.yume-sado.com/pg62.html</a><br /><br />
<br />相川まつり<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<iframe allowfullscreen='allowfullscreen' webkitallowfullscreen='webkitallowfullscreen' mozallowfullscreen='mozallowfullscreen' width='320' height='266' src='https://www.youtube.com/embed/PPMYb-zhMJo?feature=player_embedded' frameborder='0'></iframe></div>
<br />
<br />西野金北山神社例祭<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<iframe allowfullscreen='allowfullscreen' webkitallowfullscreen='webkitallowfullscreen' mozallowfullscreen='mozallowfullscreen' width='320' height='266' src='https://www.youtube.com/embed/RvUj94LhfPw?feature=player_embedded' frameborder='0'></iframe></div>
<br />
田中町例祭<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<iframe allowfullscreen='allowfullscreen' webkitallowfullscreen='webkitallowfullscreen' mozallowfullscreen='mozallowfullscreen' width='320' height='266' src='https://www.youtube.com/embed/Ai-HbIqa1Ho?feature=player_embedded' frameborder='0'></iframe></div>
<br />
東野小平まつり<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<object width="320" height="266" class="BLOGGER-youtube-video" classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=6,0,40,0" data-thumbnail-src="http://3.gvt0.com/vi/c_pZB_4lJ58/0.jpg"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/c_pZB_4lJ58&fs=1&source=uds" /><param name="bgcolor" value="#FFFFFF" /><param name="allowFullScreen" value="true" /><embed width="320" height="266" src="http://www.youtube.com/v/c_pZB_4lJ58&fs=1&source=uds" type="application/x-shockwave-flash" allowfullscreen="true"></embed></object></div>
<br />
<br />
戸地まつり<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<iframe allowfullscreen='allowfullscreen' webkitallowfullscreen='webkitallowfullscreen' mozallowfullscreen='mozallowfullscreen' width='320' height='266' src='https://www.youtube.com/embed/-AVRHwC3Lf8?feature=player_embedded' frameborder='0'></iframe></div>
<br /><br />
個人的には、北川内が独自に発展していったように感じます。動画はないのですが、<br />太鼓は、東野小平、構成は戸地まつりに近いです。<br /><br /><br /><br />ちなみに僕の集落の「鬼太鼓」は、佐渡で唯一天狗が舞うのですが、<br />「ツバキ」と呼ばれる舞があります。両津の椿集落から習ってきたとのことですが、<br />本家を未だ見たことがない(本家は一度途絶えたそうで今のは昔と異なるとか?)<br />潟上型などと言われるのですが、今の所佐渡島内の他の太鼓、舞を見ても似ていると思わないのです。。。どこか似てるところありませんか?<br /><br />後尾鬼太鼓<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<iframe allowfullscreen='allowfullscreen' webkitallowfullscreen='webkitallowfullscreen' mozallowfullscreen='mozallowfullscreen' width='320' height='266' src='https://www.youtube.com/embed/-ouQiardQDo?feature=player_embedded' frameborder='0'></iframe></div>
hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-5439994254816059642012-09-08T16:59:00.002+09:002012-09-08T17:00:00.144+09:00「¥」でなく「縁」だったら・・・「限界集落」をテーマにした、ある学生さんのフィールドワークのお手伝いで、大先輩を紹介。<br />
一緒にお話を伺っていたところ。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
昔は、暮らすことにお金が必要でなかった。けれども、テレビや車、洗濯機・・・モノが必要になって、おカネが必要になっていくと、ムラでは生活していけなくなった。</blockquote>
<br />
当時は、「結」や「頼母子」「隣組」が機能していて貨幣経済でなく物々交換や「縁」を基軸とした繋がりだった。<br />
<br />
ずっとそのことが頭に残っていて、楽しい飲み会の席で話の中でポッと沸いてきたことが、島のお金を「¥」じゃなくしちゃったらいいじゃん。と突拍子のないことを言っちゃったのですが、これをひとひねりすると、<br />
<br />
「¥」を「縁」(という名前はなんでもいいのですが地域通貨)に換金して、島の商品(モノ・コト・サービス)はもちろん、島で縁を見つけた時、感じた時にこれを使ってあげてください。<br />
<br />
という風にすると、実は、佐渡の持っている、地域やムラの持っていること、例えば、地域のお祭りを見るだけで、そこには「¥」では買うことのできない、縁があるわけです。「¥」で換算できない価値を「縁」で補完する。<br />
<br />
これが、発展していくと、ムラ人から見たら、観光客=ヨソ者は「縁」を運んでくれる人。<br />
煙たがるでもなく、もともと「カネ=¥」に対して苦手なムラ人たち、縁を面倒くさいと感じてしまう現代人たちでも、「¥」でなく「縁」であったら、受け取りやすい・使いたくなりませんか?行動したくなりませんか?<br />
<br />
「¥」を持ってる人が本当の豊かなのではなく、沢山「縁」を持つ人が豊かとなったら、世界はどれだけ変わるだろう?<br />
<br />
貨幣では換算されないモノ・コト・関係を見つめ直す。そうしたものを「いいね!」すると言ってもいいかもしれません。<br />
<br />
そこには自動販売機で1本\120のジュースを買うことより、水滴を手ぬぐいでふき取って渡してくれるお店の店主の所作に、「ありがとう」と言ってくれるその言葉に、行き渡っていくと思うのです。<br />
<br />
島ならではの、関係性や縁を守っていくにも、一度「¥」をやめてもいいのかもしれない。<br />
法律が駄目であるならば、別の国であってもいいのかもしれない。<br />
強いか弱いかの「通貨」でなく、温かいか冷たいかの「通貨」。<br />
<br />
そんな「幸せ」が交換される世界。<br />
最近、「地域通過」という言葉から大分遠のいていたのですが、最近、真剣にそういうことを考えたくもなったのです。hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-54571643086593724922012-06-22T01:26:00.001+09:002012-06-22T01:28:57.813+09:00過疎、限界集落の処方箋<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiRk1JKnhA68OtwO3kL3rbCTb-98ozvtz5YAq6pFhMukg2xPfehkMyRIRvfhjWJoZJDARStRgJiOo3MhxLtTcO1eT5-_sXgc2q7pw2bMLQblVV8LLO7HfVEdEuZMrQu65sF1Y0FT6h3gts/s1600/DSC_0304%5B1%5D" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="" border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiRk1JKnhA68OtwO3kL3rbCTb-98ozvtz5YAq6pFhMukg2xPfehkMyRIRvfhjWJoZJDARStRgJiOo3MhxLtTcO1eT5-_sXgc2q7pw2bMLQblVV8LLO7HfVEdEuZMrQu65sF1Y0FT6h3gts/s640/DSC_0304%5B1%5D" title="" width="640" /></a></div>
<br />
長い間向き合ってきて、特効薬がないのが、「過疎」「限界集落」の解決。<br />
<br />
最近、自分なりに思うのは<br />
<br />
一に雇用、二に再編、三に雇用の拡大、四に「地区」の維持<br />
<br />
という流れ。<br />
<br />
<br />
とにもかくにも、その集落・地区に暮らす、特に「若者」を増やすこと。<br />
<br />
が至上命題だと思う。<br />
<br />
<br />
単独集落では様々な機能、運営が維持困難になっていて、既に集落自治が崩壊・形骸化している。遅かれ早かれ、「過疎」「限界集落」はその道を辿る。<br />
<br />
それに対するには、地域で暮らす(働く、住む)次世代、その家族が途絶えれば、当然「消滅」せざるを得ない。<br />
<br />
「集落を維持」することを目的にしても同様のことが実は言えるのだけれども、「集落を維持」することは無意味でもある。生活習慣、文化、働き方、家族の在り方も変化している、にもかかわらず、集落は成員や役職、慣習が基本、固定化していて、「これまで」通りにはいかなくなっているのが「現実」。集落をこのまま維持することは非現実的だと思っている。<br />
<br />
そもそも生計が単独集落内で賄えるという時代でもなく、多くは<span style="background-color: white;">集落外に勤めに出て、利便性を考えると、勤め先(マチ)へ転出。というケースがどれほど多いことか。。。<br /><br />であれば、とにもかくにも、集落<地区で若者を雇用できる体制の構築がまずは必要だと思う。<br />単独集落ではなく「地区」であれば、複数集落を見渡して、その規模の中で一人、二人の雇用を確保することも比較的可能になってくる。<br /><br />この「地区」を維持発展させるための仕事で、若者を地区・地域が雇用する。ことで、流れが徐々に大きく変わると信じている。これが今現在の持論。<br /></span>hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-19372900596846942922012-06-19T00:41:00.001+09:002012-06-19T00:48:29.995+09:00ツバメ<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi1d5txJhyphenhyphen4yZ5fcTwMSH4xCoerg3xSQCc4-1qgdB4ZR7rEXMOhtSCzkxUrqjokGMM_MslKnOMrteiQLPh9XXnAjn-ByX1m4kuTNaTgBcNhUDRhyZ48p5vOP9PXsAuSVtItZqgdqZBb4zw/s1600/illust4205.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="224" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi1d5txJhyphenhyphen4yZ5fcTwMSH4xCoerg3xSQCc4-1qgdB4ZR7rEXMOhtSCzkxUrqjokGMM_MslKnOMrteiQLPh9XXnAjn-ByX1m4kuTNaTgBcNhUDRhyZ48p5vOP9PXsAuSVtItZqgdqZBb4zw/s320/illust4205.png" width="320" /></a></div>
「ツバメの夫婦がね、言ってることが分かるんだよ。」<br />
<br />
「ねぇ、ここ良いんじゃない?」<br />
<br />
「うん、ここ良いね!」<br />
「そんな夫婦のやり取りが楽しくてしょうがない。」<br />
<br />
場所が決まると、二人でせっせと、巣をつくり<br />
やがて卵を産んで温める。<br />
<br />
「子どもが卵から還ると二人でせっせと餌を運び、飛び方を教え・・・」<br />
「その光景を見るたびに、妻とまた、この季節がやってきたね。」<br />
<br />
と話すという。<br />
<br />
ツバメの夫婦のように生きたい、それを眺めて会話する夫婦を、自分も築きたいなぁと<br />つくづく思うのでした。hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-76710301202429402382012-06-19T00:31:00.001+09:002012-06-19T00:45:09.252+09:00備中鍬<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjHjDecsew3vPnMTX6xzqwkpyvpXBPgbnnQYC7Sju5RontnnzTmR0P-E0YS-lH1DSZFZPwadj1-tkevAWXPkFd6TJiXq_rVbeA4x7yqKqn94MWiH6wlfNCV_85epg0Xnx1lHnHpA_dYNIU/s1600/21520C8F7C3E6B7ADA1BFForked20hoe.gif" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjHjDecsew3vPnMTX6xzqwkpyvpXBPgbnnQYC7Sju5RontnnzTmR0P-E0YS-lH1DSZFZPwadj1-tkevAWXPkFd6TJiXq_rVbeA4x7yqKqn94MWiH6wlfNCV_85epg0Xnx1lHnHpA_dYNIU/s320/21520C8F7C3E6B7ADA1BFForked20hoe.gif" width="236" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
「祖父に対する感謝は、1本の備中鍬だった・・・<span style="background-color: white;">私にこの備中鍬を遺してくれたのだ。</span></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
それが何よりも幸せだと思った。。。」</div>
<br />
と淡々と語ってくれたAさん。<br />
<br />
人生の大先輩である。<br />
<br />
<br />
立派な庭を案内してくれて、この庭も庭師に頼むことなく、自力でつくったとのこと。<br />
庭でお気に入りの場所に座らせてくれた。<br />
<br />
そこは、30年掛かって作りあげた世界(庭)が一望できるとっておきの場所だった。<br />
やった人間にしか分からない。<br />
<br />
その苦労や、思いがその風景から目の当たりに出来た。<br />
<br />
その土地、家に暮らす。<br />
<br />
そして、次に繋げる。<br />
<br />
そのために生き、死ぬことが本望。<br />
<br />
<br />
<b>備中鍬を継承すること。</b><br />
<br />
それがどれだけ大変か、それがどれだけ尊いことか。<br />
それを学んだ一日だった。hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-27928124149164389952012-05-15T20:44:00.001+09:002012-05-15T20:44:07.015+09:00出稼ぎの村<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiToE_koF8QPrYBVciiz7vXZtsU20kEeC3p_WvC-hwOP3ynPi8cz1jQxdOuQqtDcK4vjDOTASZ18DPkFlXARG7nL_9JAxoXwSH-LPQcrTGeK-J_aHrBRhZVGjmT8sNnbP0bAsiSNPQrnW8/s1600/DSC00617.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="213" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiToE_koF8QPrYBVciiz7vXZtsU20kEeC3p_WvC-hwOP3ynPi8cz1jQxdOuQqtDcK4vjDOTASZ18DPkFlXARG7nL_9JAxoXwSH-LPQcrTGeK-J_aHrBRhZVGjmT8sNnbP0bAsiSNPQrnW8/s320/DSC00617.JPG" width="320" /></a></div>
半農半漁の村、村は貧しく男たちは、大工、左官など、職人として出稼ぎに。<br />この村には、大工、左官の家が50軒もあったという。職人は「海府大工」と呼ばれ、<br />その技術や仕事ぶりは評価が高かった。<br /><br />しかし、その職人も、出稼ぎも、ことごとく時代の波に押し流される。<br />集団就職での転出、サラリーマンに代わり・・・<br />便利の良い街場へと若者たちを送り出す。<br /><br />人口は最盛期の3分の1まで減った。<br />限界集落化が加速している。<br /><br />しかし、この暮らしぶり、人、環境・・・が美しい。<br /><br />にも関わらず、暮らすことが出来ないことは、罪ではないか?<br /><br />「ここで暮らす」ために<br /><br />大きなイノベーションに取り組む。<br /><br />そのヒントは、それを壊した側にあるというのも事実。<br /><br />人間の「生きる」環境の最適化、最上化を今だからこそ見つめる時がきているように思う。hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-90832239761772986792012-05-05T22:08:00.000+09:002012-05-05T22:08:47.748+09:00月光<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh3vPE6QPjvjWBXTAdztWieJVgK8DhB0mv0SPzr2YZZIFp4A1RVtE1s2o6Io2EzCTFyrMSmgVaXFqdBIjC7FnFJGWbM1RW02RD9NaQjOzQvaN-5UH48W1E8OglJAHySZYlhzDdGK6BJIwE/s1600/DSC00184.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="212" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh3vPE6QPjvjWBXTAdztWieJVgK8DhB0mv0SPzr2YZZIFp4A1RVtE1s2o6Io2EzCTFyrMSmgVaXFqdBIjC7FnFJGWbM1RW02RD9NaQjOzQvaN-5UH48W1E8OglJAHySZYlhzDdGK6BJIwE/s320/DSC00184.JPG" width="320" /></a></div>
<div>
<br /></div>
スーパームーン。<br />
<br />
月が眩しく感じる。<br />
<br />
太陽と月。<br />
<br />
今までずっと暗がりの中で歩む道を選んできたように思う。<br />
<br />
耳を澄ませば・・・蛙の大合唱。hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-12708933019476951312012-05-04T00:46:00.001+09:002012-05-04T00:52:19.144+09:00たんぽぽ<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiUlSHuneXuTTYXYcx3wlA3HuCTJRzWDhRWmuAKhLqLm2deA0pncx0hO8AyiSjHblzCixv8379Iow_OqX9O4hvSrvfA9tcF0-iV6VpiDJefRoNinGvADR3PZFlArSqUOCEsvVePrquznj8/s1600/DSC00104.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="212" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiUlSHuneXuTTYXYcx3wlA3HuCTJRzWDhRWmuAKhLqLm2deA0pncx0hO8AyiSjHblzCixv8379Iow_OqX9O4hvSrvfA9tcF0-iV6VpiDJefRoNinGvADR3PZFlArSqUOCEsvVePrquznj8/s320/DSC00104.JPG" width="320" /></a></div>
<div>
<br /></div>
一眼レフを購入しまして、家の近所をあれこれ、あちこち撮影。<br />
<br />
コンクリートの隙間に根を張った一株のたんぽぽ。<br />
<br />
ひとつだけ咲いた花に魅せられて、蜂の気分を味わうのでした。hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-24748838964877734722012-03-03T09:12:00.000+09:002012-03-03T09:13:39.542+09:00映画「飛べ!ダコタ」1期を終えていつも通り久々の更新。というか今年初になりました。<br />
<br />
2月1日~13日にかけての撮影。<br />
本当に多くの方々のご協力を得て、無事終了。<br />
<br />
スタッフ・キャストを併せると70名を超える人たちと、地元のエキストラ、ボランティアを加えれば、2~300人が撮影現場で活躍し、協賛金・募金、小道具の提供・貸出など、ゆうに1000人を超える人たちの支えがありました。<br />
<br />
<br />
<span style="font-size: large;">この場を借りて、皆さんに心から感謝申し上げます。</span><br />
<br />
<br />
<br />
地元出身でず~~~っと「飛べ!ダコタ」に関わってきて<br />
<br />
・実話、その生き証人たちと、じいちゃん・ばあちゃんたちを誇りに行動した地元の若者たち。<br />
・この映画をつくりたいという信念と情熱を持って突き進んできた監督はじめスタッフ。<br />
・それに応えようと過酷な環境に挑み、役を演じ、地元と触れ合ってくれたキャスト。<br />
・オーディションからエキストラまでこの「映画」づくりに参加してくれた皆さん。<br />
・過酷な現場でダコタ組立からセット作りに協力してくれた地元企業のスタッフ、集落の皆さん。<br />
・それを支援してきた支援実行委員会や市の関係者・担当者。<br />
・お願いばかりにも関わらず快く協力してくれた小道具提供者、炊き出しボランティアの皆さん。<br />
・いくら地元といえども、まさかそこまでと、雪掻きやセットの準備、郷土料理の提供など、圧倒的なご協力をいただいた集落の皆さん。<br />
・無理なお願いにも対応してくれた地元企業の皆さん。<br />
・遠方から駆けつけてくれて、あたたかく応援いただいているファンの皆さん。<br />
・次回に回った撮影地地域の皆さん。<br />
・この映画を製作しようと引き受けてくださった企業の代表者と社員の皆さん。<br />
・個人的に心配や心遣い、応援をしてくれた友人・知人の仲間、家族・親戚・地元のみんな。<br />
<br />
ホントにホントに多くの方々に支えられ、ご参加いただいて・・・<br />
まさに一人一人言うことは出来ないので、よのもん、<b>「ダコタのもんて」</b>のお陰様で<br />
この1期を乗り切ることができたと思っています。<br />
<br />
<br />
第2期に向けて、徐々に動き出していきたいと思っておりますが、<br />
<br />
<br />
1期を終えて思うことは、<br />
<br />
<br />
<b>この映画は、そしてその現場はとにかく面白い。</b><br />
<b><br /></b><br />
<b>だから、どんどん参加してほしい、参加してなんぼ。</b><br />
<b><br /></b><br />
<b>このお祭りに乗らなきゃ損損。</b><br />
<br />
ということを声を大にして言いたいのです。<br />
<br />
<br />
第2期に向けて、いろいろ行っていきますので、是非是非ご支援、ご協力、ご参加ください。<br />
とにもかくにも御礼まで。hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-23380850856103252112011-12-13T23:53:00.001+09:002011-12-13T23:53:59.719+09:00地を行く久しぶりの更新。<br />
<br />
先日、突然のインタビューで映画「飛べ!ダコタ」、映画づくりは「当時に再帰するプロセス」というようなニュアンスのことを話した気がする。(ぶっつけ本番、ぽろっと出た言葉を紡ぐだけだったけど・・・)<br />
<br />
で、最近つくづく感じていることは、75年以上飛んでる飛行機、65年前の出来事・・・もちろん自分が生まれるずっと前のモノやコト。<br />
<br />
にも関わらず、そうしたモノやコトに触れれば触れるほど、当時から現代に至る道のりというものが、「歩み」から「走り」、「跳躍」していっているのを肌で感じる。<br />
<br />
当時は身近に手に入るもの(あるもの)を、手作業と知恵、我慢や工夫から生み出し、利活用し、何度も再生させていた。ヒト、モノ、カネ、情報が基本的に「歩いていける範囲」「再生産される状況」にあった。<br />
<br />
けれども、<br />
「セナコジ」と「オイバコ」は、一輪車になり、リュックサックになり、軽トラックになり、パワーショベルやブルドーザーになり・・・<br />
<br />
「井戸端会議」は、電話になり、携帯になり、メールになり、チャットになり、SNSになり・・・<br />
<br />
「わらぞうり」は、ゴム靴になり、スニーカーになり・・・<br />
<br />
「婚姻」はご近所から、遠方、国際化までし・・・<br />
<br />
どんどん、おカネや、身近なとこからどこか遠くに行ってしまったり、消えてなくなるものになってしまったり・・・。<br />
<br />
<br />
というようにありとあらゆることが、本当に変化「した」とも、「もたらされた」とも「獲得した」とも「ある意味で失った」とも言える感覚を味わう。<br />
<br />
<br />
決して単純に当時に遡るということが、『便利』から『不便』に遡る。<br />
ということでもなく、個人的には「宙に浮いた体を仮に着地させてみる」という感覚が腑に落ちる。<br />
歴史はもちろん、人間関係も色々な「つながり」を感じ、体感し、こうやって、文字として「飛ばす」こともできる。<br />
<br />
その「つながり」の中で、今回の映画づくりは、決して疑似体験でも、想像や追憶でもなく、「地を行く」ことを問うてくれる。<br />
<br />
陸続きでない、佐渡。<br />
その地を行くがごとく今、映画づくりが動く。<br />
<br />hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-7403995235026278782011-11-03T10:50:00.000+09:002011-11-03T10:50:10.417+09:0065年・・・戦争も知らない、まだ生まれていない自分が65年を遡る。<br /><br />そこには、じいちゃん、ばあちゃんたちの青年時代が確かにあった。<br />
そこから、親や自分に繋がる歴史が確かにある。<br />
<br />
けれど、それを追いかけていると直面する『断絶や消失、喪失』という現実。<br />
<div>
<br /></div>
65年前の人にとって、「当たり前」だった生活や技術や知恵。<br />
<br />
<br />
<div>
65年後の人にとって、「とても大変で出来ない」「未知・未体験」の生活。技術。知恵。</div>
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あの人は知ってるはず、あの人は上手だった。・・・「あの人」がもういない。<br />
あの頃はこうだった、あの頃にあった。・・・「あの頃の、あのもの」がなくなっていく。<br /><br />
便利になって、もう使わなくなったもんだし、人にあげてしまった。<br />
幸いなことに何人に聞いても「捨ててしまった」と言う言葉をほとんど聞かない。<br />
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そこにわずかな光があって、<br />
もう使ってないからあげるよ。<br />
こんなもんでいいなら、好きに使ってくれていいよ。<br />
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・・・かなり貴重なモノですけど・・・。ということも多々あり。<br />
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稲わらを探すだけで、農業がこれほどまでに変わったのかと痛感し、稲わらを叩く機械を探しても、もう仕事にならないもんだから・・・と消えて行った技術や産業を知る。<br />
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惜別ではない、変化しながらも繋がっている65年をもっと感じたい、感じてほしい。<br /><br />
以前、フィールドワークで、「あの頃は本当に苦しかった」という話を聞いたことがある・・・。<br />
その時は、後で独り泣いていた。。。<br />
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今度は、「あの頃は、本当に素晴らしかった」そう心から言える孝行ができたらいいなと今は思う。hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4694104769726113036.post-63142196366171670472011-10-27T22:41:00.001+09:002011-10-27T22:41:43.863+09:00地元・・・最近、家に帰らない(帰れない?)という日がちょこちょこ。<br />
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で、今日こそは地元で!と気合いが入ってまして、そんなことお構いなしに電話やら、別件の話が飛び込んでくる。。。どうやら地元の普段のような の~んびり な感じは満喫できないなと腹をくくって、東奔西走・・・今日だけで、100km以上は車走った気がする。<br />
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で、目標としていたことの70%位を消化できましたが、残りの30%をどうしようか悩み中。時間が足らない。。。<br />
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さてさて、とはいえこの 地元 というのがホントに実感できた一日でした。以下たらたらと。<br />
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まず、母方のじいちゃんに、ちょっと教えて~と船着き場に行ったら、これはこうで、あぁで。そうしていると、知り合いのおっちゃんが、おぉ、ひろし、何やっとるぇ~?なんて声掛けてくれるもんだから、かくかくしかじか、そういえばあの話なんだけど、あぁでこうで、よろしくたのんます。といえば、「あいよ。」の返事。<br />
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次は、あっちいってこっち行って、昼飯食べに行けば、おぉそうだ、これ持って行って、「おお出来たか!」うんようやくね。んで、あの件さ~・・・。あれ?どこのねぇちゃん???ウチの姪で遊びん来とるんだえ。そりゃええ。嫁に来い。そうこうしてると、あれれ?さっきは電話ですんません、今日はどこ行ってきたのん?あっ、ごめん電話。。。んでさ~。。。<br />
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と流れる流れる。<br />
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これはどこらえ、どこらなぁ?分からんなぁ。ちょうどええとこに郵便屋さん来た。ここはどこらえ?ここはここらえ。おかあさん、俺どこそこの何々らけろも、ああ、あそこんちの子ね。おおきゅ~なったのぉ。うん、横にねぇ(笑)<br />
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ほんで、ここん家って誰ん家?空き家らえ。ほんと?ちょっと中見れる?うん、見れるよ~。<br />
「おぉ~~~!すごいって。これ、ホントすごい!」連絡取れる???おぉ、あそこの家の誰誰に言えばえぇわえ。そうか、かあちゃんありがと~。<br />
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そして、はじめまして、どこそこのひろしです。おぉ、あのちいせぇ子の父ちゃんらか?いやいやオジです。そうかそうか。んで、あの家のことらけろも、おぉ、実家のことなぁ。えっ、実家なの?是非使わせて。ちょっとまっとれ・・・TEL・・・。えぇって。ホントに?ありがと~~~!<br />
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ってなことを10回位繰り返してるので、恐らく今日一日で100人には会ったと思う。<br />
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あのもん、今日どこいったさ?天気ええしなぁ、畑にでもいっとるんじゃねぇか?そうらなぁ。そりゃそうだ。<br />
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「見える」世界。「繋がっている」世界。「分かりあえる」世界。<br />
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どこそこの「staff」やっとるんだけも・・・。あののぅ、どこそこの「係」もんが来とってのぅ。こういうんだけも。。。「えぇ」ってさ。<br />
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そんな世界があちこちで日々繰り返されている世界。そこを駆け足で誰よりも多く感じられたんじゃないか?と想う幸せな一日。。。<br />
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ついつい、無駄話が長くなりました。<br />
<br />hen92http://www.blogger.com/profile/05779627560067844212noreply@blogger.com0