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2011/10/27

地元・・・

最近、家に帰らない(帰れない?)という日がちょこちょこ。

で、今日こそは地元で!と気合いが入ってまして、そんなことお構いなしに電話やら、別件の話が飛び込んでくる。。。どうやら地元の普段のような の~んびり な感じは満喫できないなと腹をくくって、東奔西走・・・今日だけで、100km以上は車走った気がする。

で、目標としていたことの70%位を消化できましたが、残りの30%をどうしようか悩み中。時間が足らない。。。


さてさて、とはいえこの 地元 というのがホントに実感できた一日でした。以下たらたらと。

まず、母方のじいちゃんに、ちょっと教えて~と船着き場に行ったら、これはこうで、あぁで。そうしていると、知り合いのおっちゃんが、おぉ、ひろし、何やっとるぇ~?なんて声掛けてくれるもんだから、かくかくしかじか、そういえばあの話なんだけど、あぁでこうで、よろしくたのんます。といえば、「あいよ。」の返事。

次は、あっちいってこっち行って、昼飯食べに行けば、おぉそうだ、これ持って行って、「おお出来たか!」うんようやくね。んで、あの件さ~・・・。あれ?どこのねぇちゃん???ウチの姪で遊びん来とるんだえ。そりゃええ。嫁に来い。そうこうしてると、あれれ?さっきは電話ですんません、今日はどこ行ってきたのん?あっ、ごめん電話。。。んでさ~。。。

と流れる流れる。

これはどこらえ、どこらなぁ?分からんなぁ。ちょうどええとこに郵便屋さん来た。ここはどこらえ?ここはここらえ。おかあさん、俺どこそこの何々らけろも、ああ、あそこんちの子ね。おおきゅ~なったのぉ。うん、横にねぇ(笑)

ほんで、ここん家って誰ん家?空き家らえ。ほんと?ちょっと中見れる?うん、見れるよ~。
「おぉ~~~!すごいって。これ、ホントすごい!」連絡取れる???おぉ、あそこの家の誰誰に言えばえぇわえ。そうか、かあちゃんありがと~。

そして、はじめまして、どこそこのひろしです。おぉ、あのちいせぇ子の父ちゃんらか?いやいやオジです。そうかそうか。んで、あの家のことらけろも、おぉ、実家のことなぁ。えっ、実家なの?是非使わせて。ちょっとまっとれ・・・TEL・・・。えぇって。ホントに?ありがと~~~!

ってなことを10回位繰り返してるので、恐らく今日一日で100人には会ったと思う。

あのもん、今日どこいったさ?天気ええしなぁ、畑にでもいっとるんじゃねぇか?そうらなぁ。そりゃそうだ。

「見える」世界。「繋がっている」世界。「分かりあえる」世界。

どこそこの「staff」やっとるんだけも・・・。あののぅ、どこそこの「係」もんが来とってのぅ。こういうんだけも。。。「えぇ」ってさ。

そんな世界があちこちで日々繰り返されている世界。そこを駆け足で誰よりも多く感じられたんじゃないか?と想う幸せな一日。。。

ついつい、無駄話が長くなりました。

2011/10/24

しきたり・ならわし

昨日、高校からの友達の結婚報告会に参加してきた。
同じ地域で生まれ育った2人の結婚とあってか、村人・消防団を集めての報告会(飲み会)。

実は自分は全くの他所から招かれて参加したのだが、以前、祭の日にお邪魔していたので、顔を覚えてもらっていたこともあって、濃い地域コミュニティの輪の中に入れてもらっていた。

で、地域の人たちに報告・お披露目する。

という今回の報告会を見て、素直に「あぁ、いいなぁ」と思った。


正直、進行も中身もその場その場の対応で、とても段取りが良かったとは言えないが、このことをやることの意味、意義はあると思った。

結婚は、結婚式場で・・・、葬式は、葬祭場で・・・。
とかく最近はお金で解決、簡略化の一途。

しかし、地域が全体で見守る。という、しきたり・ならわしについては、今後も再評価してもいいなじゃないかなぁと思った。

2011/10/19

その先、その目的は・・・

今までいろんなものを立ち上げてきたけれど、
もともとそういう思考だったのか、そういう仕事をしてきたからか
だんだんあいまいになってくる思考の習慣。

その先はどうなる???となるとこうか・・・、いや、こうか・・・

といった悶々と繰り返されるシュミレーション。
大抵の時間、自分の頭の中でぐるぐると回っている。
(というと昔から、そんなの疲れない?なんて言われてきたが
ここまでくれば開き直って癖ですという状況。)


最近で言えば映画の監督さんと脚本家さんとの会話からも
そういった話がどんどん出てくるので聞いてるだけで想像力
が刺激されて、とても楽しい。この「過程」が特におもしろい。
と個人的には思っている。


その先に・・・

身近な話で言えば、料理。僕は特定のメニューというか、いわ
ゆる料理本の定番メニューはつくれないけれど、これとこれを
合わせるとこうなりそう。ということであるものでいろいろつくる
のが得意らしい。

すごい料理人さんは、いつまでに何食、どう盛り付けるか?
何をどれだけどこから仕入れるか、どういう順番でつくるか?と
か、瞬時に段取りが出来てしまうので、「お~っ」と感動してしまう。
(話が合うのはそのためか???と勝手に思ってますが)

あと、シュミレーションの次元ってのもあって、

本人は意識してるのかしてないのか分からないけど、いわゆる
ライバル視?の結果、結局揚げ足とりになる人もいて、仕舞には
姑息な手段やなりふり構わず的な場面に遭遇したりもする。

なんか、その度に

その先に・・・

せめてもう一段上の話をしませんか?と言いたくなるのです。

個人の感情のレベルや私利私欲、その先、目的で。

もう少し前向きに、もう少し広い視野で、もう少し未来へ、もう少し
高い志、目的で。そうすれば例えシュミレーション通りにいかなく
とも、軌道修正しながらまた前へ進めると思うのです。

2011/10/15

やられろーしぇる

正直、最近かなり忙しい。
でも心を亡くすことにはならないのが、この一言があるからだと思う。

やらないでどうする。

自分が一番好きな地域の言葉。


身の回りには
口ばっかりで手足が動かない人がいる。
ネットでネチネチやってる人がいる。
保身のための政治活動に勤しむ人がいる。
お金がでないと動かない人がいる。
形式的なことばかり気にする人がいる。

それらみんなにバッサリ、んなことやっとる暇があれば、
やることやられろーしぇる!

頭で考えすぎる自分の性格からすると、一歩間違えば
上の人たちようにあっという間になってしまう。

そんな時はまず行動。

自ら動いてなんぼ。

やってみて、失敗したらそれもまたよし。


これは憶測に過ぎないが、当時の高千の人たちが
困ったイギリス人たちが無事帰れるよう、損得抜き
に行動できたのは、きっと「やられろーしぇる!」が
あったからに違いない。不満がもし出てきていたと
すれば、誰かが言ったに違いない。


僕らはきっと、この地域はもちろん、未来のために
突き動かされる琴線がどこかにそなわってるんだと
思う。

自らを、仲間を、
鼓舞し、ベクトルを一気にまとめてしまう魔法の言葉。

「やられろーしぇる!」

逆境や困難であればあるほど、沁みる。

前に向かって、自分の出来ることをやられろーしぇる!